頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)
クラニオセイクラルセラピーは米国の医師によって開発された療法です。
※Cranio(頭蓋)、Sacral(仙骨)という意味。
マインドフルネスの状態へ誘うタッチセラピーは
頭蓋をゆるめることで脳内のコンディションを整えながら
眼の疲れをリリースするなど、
不眠に悩む方、頭痛、心の不調を抱える方へ、自律神経を整える最新のヘッドセラピーです。
実は頭蓋骨というのは全てつながっておらず、
15種23個の骨がそれぞれつなぎめでゆっくりと膨らんだり縮んだりしています。
そのリズムの感覚は6秒ほどの波のようなリズムを繰り返すのですが、
この波のリズムとともに脳脊髄液が一日4~7回、
約500~700mlが循環するのです。
この脳脊髄液は99%透明な無菌の液体で、私たちの体の中で一番綺麗な液体になります。
この液体の循環経路で滞りが生じたりする箇所があると
体や心に多種多様な症状を引き起こす原因があると考えられています。
この脳脊髄液の循環を滞ることなく促進させることで自律神経を整え、
不眠、痛み、心のダメージと向き合うことができる新しいセラピーです。
まさにBODY(体)、MIND(心)、SPIRIT(精神)を統合するセラピーと考えています。
蝶形骨の存在/何故脳脊髄液を促進すると自律神経が整うのか?
私たちの顔の中心(頭蓋骨の中心)で蝶が羽を広げたように鎮座する骨が蝶形骨です。
この蝶形骨は脳の視床を支えるように存在しているのですが、
現代人の場合、この蝶形骨の周囲が硬直し緊張した状態が続いていることが多いのです。
自律神経と直結しているため、不眠、痛みなどが起こってきます。
脳脊髄液の促進で得られる頭蓋の波のようなリズムにより
蝶形骨がゆるんでくると直結している自律神経が整いはじめます。
この蝶形骨を外からコントロールできるのはクラニオセイクラルセラピーの大きなメリットなのです。
私たちの骨のなかで蝶形骨と仙骨は人口で作ることができないと言われています。
人の手を加えることができないほど複雑、繊細な領域です。
★どんな施術?
表面張力のようなソフトタッチで
足~仙骨~頸椎~頭蓋骨に施していきます。
いくつかのバリエーションで静かな力を伝え
脳をリラックスさせていきます。
★施術中、こんな状態になります。
ほとんどの人は10分程度でゆらゆら、うとうと、リラックスします。
周囲の音、自分の呼吸に気づいている状態です。
触れられている自分の体へぼんやりと意識を傾けながら
夢と現実の間に在るような状態がベストです。
マインドフルネスというのがこの状態になります。
深く眠ってしまうよりもヘルシーな状態で、
自分の中の周波数のベクトルが内側に向かいます。
<周波数がいつも外に向けられていると>
今ここに集中できない。そわそわと落ち着きがない。
やる気スイッチが入らない。
いつも不安、いらいら感がある。
いつもどこか緊張感が取れず、力を上手に抜けない。
ポジティブになれない。
二つのことを同時に行うことが苦手。
他人からどう思われているのか気になってしまう。
自分が自分の中心になく、いつも他人軸である。
<体に顕れる以下の症状に効果が期待できます>
頭痛、腰痛、肩こり、眼精疲労。
肘、膝、手の関節の痛み、むくみ。
更年期障害、生理不順、PMS、子宮内膜症、不妊。
アトピー性皮膚炎、アレルギー、鼻づまり。
<施術後>
スッキリ感。
体が軽くなる。
目の疲れ、頭痛の改善。
感覚が鋭敏になる。
心地よい気だるさ、眠気などのかるい好転反応のような症状が起こる場合もあります。
※終わった直後は、眠気や歩幅の感覚に変化が起こる場合があり、躓きやすくなったりする場合があります。
★お客様の声
・施術ベッドから自分の体が浮いているような、薄い隙間があるような不思議な感じがしました。
・マインドフルネスはこういう感覚なんだという心地よい初体感を得ました。
・施術前にやって戴いた操体法で一瞬のうちに腰の痛みがとれ、仰向けになって80分全く辛くなく施術を受けられました。
・触れられているだけなのに、頭痛と目の疲れが取れ、背中のハリがなくなり軽くなってびっくりしました。
・鼻がつまっているわけではないけれど、施術中鼻のあたりがプチプチするような感覚があり、鼻の通りが良くなりました。
・肋骨骨折後のメンテナンスに受けたら、身体もバランスが良くなったのか、なんか真っすぐ整った感じがしてとてもらくになりました。
★禁忌(以下の方は施術をおうけできません)
過去に脳腫瘍、脳血管疾患、頭部又は脳へ強い外傷を受けた方。
高熱がある方。
心配な症状、治療中の方は、
必ず医師の許可をとってください。
※生理中でも受けられる施術です。
急に生理になってしまった場合、他のメニューからクラニオセイクラルセラピーへ変更可能です。